紫陽花とフルーツティー
この紫陽花は「くれない」というヤマアジサイです。10年程前に、八ヶ岳倶楽部という、雑木林と雑貨とレストランのあるお店で、20センチほどの苗を1本だけ買ってきました。柳生博さんの息子さんの柳生真吾さんが経営していたお店で、時々日帰りドライブで行っていました。
近所に有名なイングリッシュガーデンがあるのですが、林の中でキャンプしているような雰囲気がなんとも言えず落ち着くので、こちらの方がメインでした。ステンドグラスの作家の作品を展示する小さな家があったり、お店で売っている雑貨・・とはいえ高級な時計や家具、調度品が多く、私は石鹸などをお土産に買ってきました。
その紫陽花を一本一本挿し木して増やしたら、今ではこんなになっています。
まだ、色づいていない紫陽花に光を入れて撮ってみた。
ほんのり赤く色づいてきました。
太陽の光が当たるとこんなに赤くなってきます。
そのころは、色々な課題が波のように押し寄せてきていた時期で、気分を一新するためにも・・と、一年がかりで計画して引っ越ししました。それまでは、ごくごく小規模にベランダガーデニングをやっていたのですが、それからは、地面の・・土を・・使って植物との毎日が始まりました。
10年経った今、いつの間にかそれぞれの課題は収束してきて、人生は10年位のサイクルで動くのをしみじみと感じるとともに、次の展開を迎えています。
こんなことを考えていたところ、久々に八ヶ岳クラブを検索してみたら、5月に柳生真吾さんが亡くなったとのこと・・。ある時は、お父さんもいらしていて、にこやか一言二言話を交わして挨拶したのを思い出しました。
最近ブログのアイコンを、こちらのレストランでフルーツティーを飲んだのを思い出して変えたばかりでもありました。
これもその頃植えた紫陽花です。ブルーをピンクで取り囲んで融合させるというテーマは、ごく最近、個人的に経験したばかりです。
紫陽花にまつわるシンクロニシティが多いこの頃です。