スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ

最近、You Tube を見ていたら、「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ」を発見して彼はやっぱりすごいわ~、と感動してしまいました。それは、2005年にスタンフォード大学で行われた卒業式の式辞です。かなり前のものですが、私がスティーブ・ジョブズに関心を持ったのは、2011年に56才で亡くなった後伝記を読んでからなので、これだけの時間差ができる訳です。

 

略歴は次の通りです。

スティーブ・ジョブズ(1955~2011)アップル社の創業者の一人。1976年、アップルコンピューター社を設立。個人向けのコンピューターを開発・販売して20代で巨富を築く。1985年アップル社を解雇されたがピクサー社で映画を大ヒットさせ、97年、アップル社に復帰。最高経営責任者となり、iPodなど、独創的な製品を次々に大ヒットさせた。強い個性を持ったカリスマ性の高い経営者と知られる。

 


スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版 - YouTube

 

「先を読んで点と点をつなぐことはできません。後からふり返って初めてできるわけです。したがってあなた方は、点と点が将来どこかでつながると信じなければなりません。自分の勇気、運命、カルマ、何でもいいから、信じなくてはなりません。点がやがてつながると信じることで、たとえそれが皆の通る道からはずれても、自分の心に従う自信が生まれます。これが、大き違いをもたらしてくれるのです。」

 

この講演からひとつだけ文章を選ぶとするなら、これになるでしょうか。この偉大なイノベーターのことばは、日本の関東地方の片隅に住んでいる私にも希望を与えてくれます。改めて過去の出来事を思い出してみると、多くの回り道迷い道の中で、当時はマイナスにしか見えなかった重要な選択ポイントがいくつか思い浮かんできます。

 

このスピーチでは「すい臓がんは手術した」と語っています。しかしここに至るまで家族はじめ周囲がすぐに手術をするよう忠告したのですが、彼はこれを頑なに拒否し、民間療法などを用いたと言われています。その後肝臓に転移して亡くなりました。スピーチの3番目は「死」についてですが、この時彼にとって「死」は身近な存在だったのでしょう。

 

次の動画は、2007年、iPhone発表の時のものです。今は一般的になったiPhoneですが、巧みなプレゼンテーションです。

 


iPhone を発表するスティーブ・ジョブス(日本語字幕) - YouTube

 

 ちなみにうちの初のコンピューターは、スティーブ・ジョブズがアップル社に復帰後初めて発表したオモチャのようなものでした。この美しいデザインに魅かれて初めてパソコンを買いました。結局、たまにお絵かきをしたり恐竜ゲームをして遊ぶ程度でしたけど。

 

f:id:herbteatime:20140518112103g:plain

 

http://herbteatime.hatenablog.com/