再び明治神宮へ
ふたたび、明治神宮に来た。
今日は、先日、奈良の旅を共にした友人と一緒に。
天気は曇りがちだけれど陽がさしてきて、雨の明治神宮とは、また違う表情を見せている。
参道を通って、
清正井(きよまさのいど)へ。
人通りがまばらにあるのに、林の雰囲気が変わってきている。
入口は短い行列ができていたので、後ろに並んで順番を待った。
自分の番がきて水に手を浸すと、段々澄み切った気持ちになってきた。
自分らしさを取り戻すよう。
『水』でこれほど気分が変わるとは・・
今日は敏感になっているのか、はたまたそんな日なのか・・
神聖な場所に行く前には、手水で身を清めるという意味がよく分かった。
澄み切った林を歩いて、本殿についた。
こんにちは、クスの木。
今日は、広場に出ている人たちも、グループで身体を動かしたり、1人で木にもたれかかっていたり、写真を撮りあったり、それぞれ思い思いに過ごしている。
ここは、それができる所。
木の幹に両手で触ると、凛々しくも優しい波動が伝わってくる。
木の幹は、私たちの体を支えるには充分な太さがあり、もたれかかっていると心地よい。
いつもと違う自分のモードになって、いつもなら、思い出してもすぐに忘れてしまうような事を話していた。
一日中ここにいて、話をしたり、本を読んだり、眠ったりしてもいいだろう。
いつか、そうしてみよう。
私たちは、そこで暫く、倍音でトーニングをしていた。
今日は、声質も良く声域も広い。
思いつくまま色々な高さの声を出していた。
木の幹にもたれかかると、枝はこんなふうに見える。
帰る時に写真を撮ると、こんな光が入った。
私たちは広場を抜けて、高いビルが建っている代々木駅へ向かった。
今日も来て良かった。
明治神宮へ雨の散歩
蓮華寺〜糺ノ森
門をくぐると、一面苔に覆われた林が目に飛び込んできた。